

閲覧いただきありがとうございます。かくりんと申します!
私は、急性期病院の循環器内科と、心臓血管外科病棟に勤務する6年目の看護師です。
リーダー業務やプリセプター、学生指導にも携わっています。
私が新人の時は、先輩は怖いし、誰も助けてくれないし、理不尽な要求はされるしで、心身共に疲れていました。
また、自分で「仕事ができない」「覚えが悪い」「要領が悪い」と思っており、それに比べて順調に仕事を進めていく同期をみて、「強い劣等感」を抱いていました。
あなたも、新人看護師として勤務し始めてから、
- 〇〇さんは仕事が早いのに、自分はなんでこんなに仕事ができないんだろう
- 同期の〇〇さんは、もう仕事を任されることも多いのに、自分はまだ任されない
- 同期の〇〇はあれができるのに私はまだできない
- なんだかすごいへこむ。自分はもう向いてないんだ
なんてこと思ったりしてませんか?
新人看護師の方でよくあるのが、「同期と比べてしまう」ということです。
一緒にスタートしたはずなのに、同期とくらべて「自分が劣っている」と感じて落ち込むことありますよね?
私も、新人の時は同期より技術チェックリストが遅れており、日ごろから劣等感を感じてよくへこんでました。
あなたも、そんな気持ちを抱えたまま、きつい1年目を乗り越えられるか不安ですよね。
今回は、そんな「同期と比べてしまう」ということをやめて、マインドチェンジできる3つの方法をお伝えします。
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同期と比べて自分が劣っていると思う人が多い

看護roo(カンゴルー)のおこなったアンケートによると、「同期と比べて自分は仕事ができない」と感じる人は8割を超えるそうです。なのでほとんどの看護師がこの気持ちを経験してきています。
私も1年目の時は、同期が看護技術を自立していく中で
「僕はまだ自立してない・・・やばい」とか
「同期は何か先輩に仕事頼まれてる・・僕はそんなこと頼まれたことないや。すごいなぁ・・」とか
「同期は怒られないのに、いつも僕は怒られる・・・」とか
そんなことを思いながら、毎日めちゃくちゃ焦っていましたw
気持ち的にも追い詰められ、日々の慣れない業務で、精神的にも肉体的にも、きつかったのを今でも思い出します。
あなたはどうでしょうか?
本来、同期とは?

同期はライバルでもある存在ですが、1番は「良き理解者」という側面が強いと私は感じます。
同じ境遇の中で、互いに情報を共有しながら、相談したり、問題を解決したりなど、一番親身になってくれる存在だと思います。
私も1年目の頃に同期とよく時間を共にしていました。コロナが流行する前だったので、勤務終わりに食事に出かけたりして、よくお互いの愚痴や悩みをぶちまけていました。病棟の業務のことでわからないことがあれば同期に聞いたり、自分も何か得たことがあれば資料としてまとめて、同期に提供したりもしていました。
そうやってお互いに支えあいながら地獄の1年目をなんとか乗り切りましたよ。
同期と比べる時の具体的な事例

実際に私が感じた同期とのギャップを感じてしまう場面を見ていきましょう。
- 自分より先に夜勤が導入された。
- 技術チェックリストが、同期の方が圧倒的に進んでいる。
- 先輩は同期には話かけるのに、自分には話しかけてこないように感じる。
- 同期はルートキープを1発で決めてくることが多いのに、自分は成功しない。
- 私は社会人経験者であるのにも関わらず、年下の同期の方が仕事ののみ込みが早い。
- 同期は肯定的は指導を受けるのに、私は否定的な指導を受ける。
こんなことを感じていました。まだまだありますが、キリがないのでこの辺でやめておきますw
しかし、先述したように8割の新人看護師が「同期より自分が劣っている」と感じています。なので、お互いにこんなことを感じていてもおかしくはありませんね。
「隣の芝は青く見える」ではないですが、自分にはないものを見せられると、余計に劣等感が生まれてしまします。


マインドを変えて前向きになれる3つの方法

ここから、同期と比べて落ち込んでいるあなたに、私が実際に考え方が変わったきっかけをお伝えします。また、新人を指導する立場になってから感じた事もお伝えします!
自分なりの努力を続ける

これは一番大切なことです。同期と比べて悲観的になり「自分はダメだからもういいや」と投げやりになってしまう気持ちもわかります。しかし、そこでふて腐れないで、日々自分のできることで努力を続けていくことが重要です。
現在は指導する立場にありますが、正直、頑張っている人と手を抜いている人って、外から見ているとわかるんですw
どんな状況でも、ひたむきな姿勢で仕事に取り組むことで、必ず周りの人はあなたの努力を見ています。
私は、実際に患者さんからの投書で名指しで「おほめの言葉」をいただいたことで救われました。
「自分のやっていたことは間違えではなかったんだ」ということが、劣等感でいっぱいだった私の気持ちを少し楽にさせてくれました。
もちろん、患者さんからほめてもらったからと言って、自分の技術が爆発的に進歩するわけではないですが、「頑張って続けよう」というモチベーションにはつながりましたね。
自分で自分を認める

「周囲の人はあなたの努力を必ず見ている」と上述しましたが、自分が頑張っていることは自分が一番よく知っているはずです。そんな頑張っている自分を、自分自身で褒めてあげましょう。
- 前は受け持ち2人できつかったけど、今は3人の受け持ちができるようになってる!
- ナースコール対応で、自分ひとりで解決できることが多くなってきてる!
- 処置やケアに要する時間が早くなった!
- この薬の効果は知ってるぞ!注意点もわかる!
など、業務を続けるなかで、あなた自身で成長を感じる場面は多いはずです。
大切なのは、過去の自分と比較することです。そうすることによって、自分で自分を褒めてあげるポイントが見つかるのではないでしょうか?
日々、確実に成長はしているあなたですが、忙しさのあまり、なかなか成長に気づくことができないと思います。なので一回自分で振り返ってみて、「前まで出来なかったことだけど、現在はできている!」ということを考えてみることをおススメします。
自分なりのペース進んでいき、強みを見つける

人はみんな、それぞれのペースがあります。
なので、焦って何かをやろうとしても限界があります。
「自分なりのペースで成長していく」
ということが、なにより重要です。
その中でも、得意・不得意が必ずあります。
自分に「何が足りないのか」「何が不得意なのか」を気付いていけるように努めましょう。
得意なものはそのまま継続し、不得意なものは、克服するために自分で勉強したり、それこそ同期に相談したりして乗り越えていきましょう♪
人には、その人なりの考え方や価値観があります。みんな違うことで、様々な視点で物事をとらえることができます。
なので、同期や他人と比べて同じになろうとせず、あなたの強みを活かせるように努力していきましょう。
強みがわからない場合は?

- 強みなんて私にはないよ!
- そんなこと言われてもダメなとこばかりです。
- 強みなんて誰も教えてくれない。
そんな声が聞こえてきます。
自分の強みと言われても、なかなか思いつきませんよねw
そんな時は、
「同期や友達に聞く」
これが一番わかりやすいと思います。
「私の強みって何だと思うw?」と普通に軽く聞いてみれば、親しい仲であればそれなりに答えてくれるはずです。
照れくさくて冗談まじりで答えてくれる人や、真剣に答えてくれる人などいると思いますが、親しい仲ならあなたにとって有益な話をしてくれるはずです♪
そこで得た情報をもとに、あなたの強みをどんどん伸ばしていきましょう!
強みが伸びていけば、自然と少しずつ自分に自信がついてきます。
小さな積み重ねで、一つずつステップアップしていくことが大切ですので頑張りましょう。
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まとめ

毎日忙しくて慣れない中で、本当に大変だと思います。
そんな中で、同期と比較して悲観的になっていては、あなたの看護師生活はさらに辛いものとなるでしょう。
今回お伝えしたことを実践していただければ、徐々に気持ちに変化が表れてきます。
- 自分なりの努力を続ける
- 自分で自分を認める
- 自分なりのペースで進んでいき、強みを見つけていく
忙しくてそんなこと考える余裕はないかもしれませんが、頭の片隅にでも残ってくれていると嬉しいです♪
あなたらしさを忘れずに、素敵な看護師さんになってください♪
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ではまた!!
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